ADHDグレーゾーンと向き合う。

ADHDグレーゾーンと診断された、20代OLの孤独な毎日を綴ります。

同じ街並み、同じ服装、同じ空。

スタバにマクド、イオンにマツキヨ。

 

便利が当たり前の社会で育った私は、全国チェーン店に育ててもらったと言っても過言ではありません。そんは社会に疑問を抱くようになったのは大学入学後のこと。

 

友人やサークルの仲間と国内旅行を経験するにつれ、妙な違和感を感じ始めました。違う町、違う場所に来たはずなのに目新しさがない。なぜ、なぜ、なぜ...

 

そこでやっと気が付いたのが、全国チェーン店の存在。あまりにも当たり前と化していたので気にもしていませんでしたが、確かにどこに行ってもその姿は必ずありました。"全国"チェーン店なんだからそりゃそうなんですけど、だけど、何か変じゃない?

 

ご当地があるように、その土地ごとに名産や慣習があるわけで。その違いの数だけお店がある方が寧ろ自然だったのに、今ではすっかり同じ店ばかり。それが同じ街並みを作り出しているのだと気づいた時は、寧ろ気がつかない方が旅を思う存分楽しめたのに、と自分を恨みました。

 

みんな同じ店で同じ服や化粧品を買うから、見た目はどこに行ってもほぼ一緒。見た目が均質化されてくると、自ずと思考や価値観も似てくるかもしれません。同じ価値観ばかりが溢れる社会。そんな中にひとたび異質な存在が生まれもすれば、よってたかって糾弾するかもしれない。そこには差別が生まれ、排他的な社会に繋がってしまうのでは...

 

なんて支離滅裂な文章になってしまいましたが、それくらいの恐怖を感じたのです。だからといって、私の生活から全国チェーン店を切り離すことは不可能に近いです。でもこのままじゃ、日本社会は良い方向に進まないような気もするんだけど、全然どうしたらいいのかわからない。私一人でどうしようも出来はしないんだけど。苦しくて悲しくて辛い。

 

そんな事を、ひとり国内旅行する度に悶々と考える面倒臭いやつが私です。

 

 

遅刻のため高速バスに乗れず。

例の如く突然、閃きが私の脳に舞い降りました。「あいちトリエンナーレに行きたい!!!!!」

 

大学生の頃、西洋美術史を受講したことをきっかけに美術に興味を持ち始め。働き始めると以外に休みの日は暇、なのに友達はいないという生き地獄のような毎日に嫌気がさし、美術館巡りを趣味とし無理やり家を出るようにしている日々です。

 

そのため、連日報道されている、表現の不自由展が中止になったニュースを知り、逆に行きたくなってしまい高速バスを速攻で予約。(そういう行動力は素晴らしい点です。皮肉です。)

 

しかし!自分の遅刻癖を甘くみていました。もちろん旅の用意は延期癖から出発前日の夜中にまで至り、当日はもちろん寝坊。なんともお恥ずかしい話ですが、高速バスを乗り過ごしてしまいました。

 

馬鹿ですね。ただそこで切り替えの良さも素晴らしいポイントであり、「それなら新幹線でいこっかな!快適に行けるし結果オーライ♩」なんて思いながら即刻新幹線の自由席をネット予約し、無事に乗り込み現地に到着しました。

 

自分で書いていても情けなくなるのですが、多分数時間後にこの後悔は忘れてしまっていると思います。なのでブログを読み返し、自分の情けなさを書き留めておきたいと思います。

 

愛知ひとり旅編は、(忘れていなければ)また詳しく書こうと思います!

 

ADHDグレーゾンの働く女。

忘れる。とにかく忘れる。

自分でもひくくらい、すべき事を後回しにして、いつのまにか忘れてしまう。

 

あまりにもの息苦しさに精神科へ。

ADHDと思われますが、

    グレーゾーンです。」

 

ADHDかなと予想はしていたけど、

グレーゾーンってなんじゃそりゃ???

 

そんなADHDグレーゾーンと診断された

20代OLの孤独な日々を綴りたいと思います。

少しでも私と同じように息苦しさを感じている方と、共感し合えたら嬉しいです。